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運営開始の意図
当サイトを運営しようと考えたきっかけについて語ります。
カメラ業界の指標絶対主義
昨今の日本のカメラ業界において、某価格比較サイトのレビューや口コミ、評価が絶対視されがちなことに気が付きました。
情報が錯誤している現代で、カメラのセンサーサイズやレンズの開放F値、解像度、連射速度やAF速度という言葉で写真を撮影している人が多いように感じました。
これはカメラメーカー大国である日本だからこその結果だと思います。
そんな最中で、昔に名を馳せた写真家の写真集を見ていて、写真の撮影をするためにはそれらの指標よりも大切なものがあることに気付きました。
私のようなメカ好きの観点からいい機材が欲しいという方も一定数いるでしょう。
しかし多くの人は写真のためにカメラを選んでいると思います。
確かに、良い機材は綺麗な写真を撮影する手助けをしてくれるとは思います。
しかしながら、いい機材を買ったからいい写真が撮れるわけではありません。
写真とは何か?
カメラ上手くなるためには何を買えばいいですか?という質問をよく受けます。
プロであれば、お客様からの評価が「正解」です。
自分の表現が評価されるために頑張るフォトグラファーも、お客様に求められた写真を撮影するフォトグラファーもいます。
しかし、プロで無い限り正解は無く、写真に上手いも下手も無いと思っています。
私が伝えられることは、
「この被写体や風景をこんな風に撮影するにはこういう設定や機材があると便利だよ」
「安く買いたいならこうやって買えばいいよ」
ということ程度です。
業界全体の考え方を再構築したい
私は色々考えるうちに、「カメラ業界の写真に対する考え方をフラットにしたい」と思いました。
そこで私の強みである
・EC業界のノウハウを持ち合わせていること
・人を集めるのが得意なこと
・カメラ機材に詳しいこと
という3点をうまく活かすことができないかと思い、このサイトの設立に当たりました。
開設者の想い
私は高校生よりカメラに熱中し、いい写真とは何か?それを撮影するためにはどうすればいいか?を考えてきました。
今でも、基本的には依頼が無い限り、仕事として撮影を引き受けることはありません。
理由は、「写真」を自分の感性表現そのものとして自分の中だけで置いておきたいからです。
形から入りがちな私は、お金を貯めてはハイエンド機材を買い漁って満足するスタートでした。
数百万円ほどカメラに投資した後で私は、カメラが好きなのか写真が好きなのか分からなくなっていることに気付きました。
改めて自分の求めているものは何かを考え直すと
- 小学生からパソコンを組み立てるなど、メカ好きな観点からのカメラ所有欲
- 自分の満足のいく写真や、いい写真を撮って周囲から褒められることの写真欲
この2点が私の基準でした。
本来、芸術分野に属する「写真」を撮影するのにそこまでお金を掛ける必要はありませんよね。
(私のようにメカいじりが好きな方は別ですが・・・)
その後、関東で数百名が集うカメラサークルの代表をしていた私は、様々な写真家の方と出会い、それぞれ持っている想いが違うことに気付かされました。
しかしながら、サークル内でも「いい機材を所有しているかどうか」で決まるメンバー内の格付けのようなものも存在しました。
これは写真メーカー大国の日本が技術競争や価格競争を行った上に存在していることだと思います。
あなたが他人の評価を必ずしも必要とするプロ写真家であるなら良い機材は必要だと思います。
しかしアマチュアであれば、写真のうまさは人それぞれであり、機材が上手さには直結しません。
「いい機材」で「いい写真」は正直言って撮りやすいとは思います。
しかし、レンズ沼という言葉があるように、昔の私のように本来必要のない重たい機材ばかり所有してしまっている方も多いかと思います。
カメラとは、写真とはあなたにとって何か?必要な機材を正しく選択できているか?
これら今一度見直していただき、必要な機材をお得に入手してもらえたらと思い、このサイトを開設いたしました。
snawell管理人について
AKKIIIと申します。
趣味はカメラと海外旅行と珈琲。
社会人経験を経て独立し以下事業に携わっています。
- レディースアパレルECサイト
- 事業コンサルティング
- ウェブ、システムエンジニアリング
- 税務、社労士事業